#7 ワレモコウ(吾亦紅、吾木香)

和名:ワレモコウ  洋名:サングイソルバ オフィキナリス

科名:バラ科、ワレモコウ属

咲期:7~10月

花言葉:変化、物思い、愛慕(あいぼ)



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7回目となる今回は、「ワレモコウ」をご紹介いたします。


ワレモコウという花があることを知っていますか?

あまり聞いたことがないと言う方も多いと思います。





ワレモコウという花は、日当たりの良い草原に見られるバラ科ワレモコウ属の多年草です。





ワレモコウの花は、枝分かれした茎の先端に楕円形をした赤紫色の小さい花が

密集して咲くのが特徴です。

寒い冬になると、地上から出ている部分は枯れてなくなってしまいますが、

ワレモコウは多年草なので、また春になると元気に茎が成長してきます。

本当に面白いお花ですね。



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ワレモコウの名前の由来は、様々な諸説があります。

1つは、高浜虚子(たかはまきょし)という小説家が読んだ詩の中の一説より、

「我もまた紅なりとひそやかに」というフレーズが名前の由来とも言われています。

もう1つは、葉や茎に香りがついていることから「吾木香」と言われているそうです。







ワレモコウの花言葉には、「変化」という言葉があります。

夏から秋という季節の変わり目に咲いたり、

ワレモコウの花が上から下に向かって順に咲いていくという特徴から言われています。

他にも、「物思い」ともいわれており、

細長い茎の先で花が揺れる姿からつけられたといいます。



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また、ワレモコウは古くから止血薬として利用されていて生薬名は「地楡(ちゆ)」

と言われています。

地楡の成分であるタンニンは止血作用のほかに抗菌や抗火傷などに効くと言われています。

ワレモコウの見た目からは想像が出来ないですね…(笑)








切花「ワレモコウ」としての使い方は、秋の訪れを知らせる花、

秋の花という印象が強いので、敬老の日のアレンジメントや、この時期の誕生日アレンジメントなどで

よく使われています。

小さく、ちょっとおおきなコーヒー豆のような容姿ですが、ラインフラワーとして

高さを出したり、3本~5本まとめて挿して存在感を出して使います。

分けてちぎって、全体的に散らして使ったりしても面白いですよ。

最近の「一輪挿し」ブームでもとても人気がある花です。



ワレモコウ用写真5





これからの季節ですと、「十五夜」のお月見にはススキとともに欠かせないワレモコウ。

決して派手で、主張しない奥ゆかしい花ですが、入っているとセンスを感じる上品な花。

私自身、ワレモコウについてたくさん調べていくうちにどんどん興味を持ちました。

みなさんもぜひお店で見かけたら手に取ってみてください!