名:カンガルーポ―


洋名:アニゴザントス


咲期:4~6月・12月


科名:ヘモドラム科・アニゴザントス属


花言葉:不思議・陽気明朗・可能性・好意・あなたは皆を楽しませる



カンガルーポー近接



12回目となる今回は、「カンガルーポー」をご紹介いたします。


「カンガルーポ―」

「カンガルーの足」という名前の植物。見た目はご覧の通り、バナナの房みたいな容姿をしており、触ると絨毯のような手触りです。短く細かい毛で覆われており、花が開いた時の見た目がそのままカンガルーの前足に似ていることから名づけられたようです。上の写真はまだ開いていませんが、すでに私にはカンガルーの手に見えてしまいます。



 

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↑こちらが参考までにカンガルーの前足になります。
ちなみにカンガルーは前足5本指で、後ろ足が4本指なのです(汗驚)


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↑ちなみに開いたカンガルーポー。

下の花弁みたいに開きすぎると似ていませんが、
上のほうの花弁はカンガルーの前足です。
 

本当にそっくりですね。色といい、質感といい、形といい、まさに「カンガルーの足」

洋名はアニゴザントスという、一気に雰囲気が変わりますが訳すると「開く花」という意味になります。草丈は30センチ~1メートル程度。

原産地は独自進化をしている原種植物の宝石箱「オーストラリア」。カンガルーポ―は、そんなオーストラリアを代表する植物です。特にオーストラリア南西部を中心に分布し、年一回花を咲かせる多年草になります。旅行などでオーストラリアに行かれた方はご存知かと思われますが、空港からまず降りるとすぐに緑や赤の野生のカンガルーポ―が見られるそうです。



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日本に輸入されたのは昭和40年代と以外に昔なのですね。調べてみましたら日本の輸入花の先駆け的な存在のようです。

今では200種以上の園芸品種があり、人気の程がうかがえます。

しかし、私たちの国では、原産地の温暖で乾燥した気候のオーストラリアと異なり、多湿な梅雨や寒い冬があるためにカンガルーポ―にとっては辛い環境で、栽培にはあまり適していない様です。日本でも栽培されていますが、沖縄県や静岡県と限られております。

 

また独特の容姿は、アレンジメントやスワッグフラワー、ドライフラワーなどに重宝されており、鉢物などもマニアな人気があるみたいです。

花期は4~6月・12月、鉢物は1~5月、切花は10月~11月頃に出回ります。

 


 

 オレンジ カンガルーポー①オレンジ カンガルーポー②
↑こんな色もあります。品種が多いのもカンガルーポーの特徴


 

花言葉

不思議・陽気明朗・可能性・好意・あなたは皆を楽しませる・・・など

見た目のユニークさが花言葉にも影響をあたえています()

特に「あなたは皆を楽しませる」という花言葉は際立っていますよね。

 


 

アレンジメントで使う場合には、やはりその容姿とフサフサな質感をポイントに挿していきます。葉つきもなく、先端の花弁を魅せることになるので、高さを出して使うことが多いようです。切花として出回る事が11月ごろになるために秋のアレンジによく使われていますね。開花期が長いため、比較的に長い期間楽しめます。


 



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カンガルーポ―、異彩を放った植物ですので、少し使うだけで、いつもとちょっと違った雰囲気のアレンジメントになります。お花屋さんの店頭で見かけたら、一度手に取ってみてください。文章だけでは伝わらない魅力の詰まった花です。