#13 トルコギキョウ

和名:トルコギキョウ(トルコキキョウ)

科名:リンドウ科、ユーストマ属

別名:ユーストマ、リシアンサス

咲期:5月~9月

花言葉:優美、希望、すがしがしい美しさ



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今回は、「トルコギキョウ」をご紹介いたします。


トルコギキョウの原産国はアメリカ合衆国テキサス州です。
名前に「トルコ」と入っているので、原産国はトルコ共和国だとてっきり私は思っていました。
実際のところ、アメリカが原産国で19世紀にイギリスに持ち込まれたそうです。
日本には、大正・昭和初期に持ち込まれました。
しかし、第1次・2次世界大戦で「トルコギキョウ」は絶滅してしまったそうです。
戦争の影響で他国のトルコギキョウもほぼ絶えましたが、戦後、日本で再び品種開発が始まり、
品種の育成に成功して、今では多種な品種が世界中に流通しています。
まさか私たちの国がトルコギキョウの今日を作っているとは思ってもいませんでした。



「トルコギキョウ」の名前の由来は、いくつか諸説があります。
①トルコ人が頭に巻いているターバンのように見えた。
②キキョウの花の色(青紫)に似ていた。
③トルコ石の色からとったなどといった。
など諸説があります。

どれも確証はないようですが、「トルコギキョウ」本当に響きの良い名前ですね。

トルコギキョウの品種では

①一重    ・・・一般的なシンプルな花弁
②一重(覆輪)・・・花弁に縁取りの色がついている
③八重    ・・・フリフリドレスのような花弁。ボリュームがある

⇩こちらは「八重咲き」のトルコギキョウ
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  ↑バラに見間違えるほどのボリュームの花弁(アップ)

八重のトルコギキョウは1980年代に誕生した新品種になります。

今でこそ、一般的になってはきたトルコギキョウではありますが、
育成がとても難しい品種のようです。
同じ花が安定して咲きにくいことから、商売にはあまりむいておらず、
当時の生産者はとても苦労されたそうです。



そういえば、昨年ちょうど諫早市の「岩永園芸」様へ取材インタビューの際、
オーナーの岩永久則さんも
「トルコギキョウは神経をすり減らしながら作っています」と仰っておりました。
日々試行錯誤し、
努力を積み重ねることで綺麗な花が咲き、
岩永さん自身とても報われるそうです。
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 ↑県内屈指のトルコギキョウを栽培されている岩永園芸のトルコギキョウ


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 ↑農家さんの愛情をいっぱい注がれて綺麗なトルコギキョウ
   ちなみに私はこのトルコギキョウの色がとても好きです。

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 ↑岩永園芸さんのハウス内

岩永園芸さんのトルコギキョウは花輪が大きいことから、
バラとよく間違えられます。





また、トルコキキョウは花色が豊富にあります。
花色によって花言葉が違っていて、
白色だったら「思いやり」「すがすがしい美しさ」
ピンク色は「優美」
紫、青は「希望」など花色や花言葉が豊富にあります。


「優美」の由来は、トルコキキョウの花の姿からドレスのように
華やかな花の形をしていることから由来しているといわれています。

「すがすがしい美しさ」は、トルコキキョウの茎がピンと伸びていてすがすがしくみえることから
そのようにいわれています。


アレンジメントにも重宝されています。とくに八重咲きに関しては、
上品かつ存在感があり、柔らかいイメージがあるため、祝い事はともかく
弔事でも大変使われております。
トルコギキョウは、豊富に色があるので、
贈る人によって色を選べるのが楽しいですね。


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これからの季節に目にすることが多くなる旬の「トルコギキョウ」

弊社でも、ボリューム満点の岩永園芸さんのトルコギキョウを

沢山使いますので、こうご期待です!