#36 歳寒の三友(さいかんのさんゆう)

545dafcb620c0762b3df545ac3ed94b2_s



更新が遅れてしまい申し訳ございません。
今回の季節の花図鑑は年の瀬になり、正月にちなんだ植物の
紹介をしていきたいと思います。





皆様は正月といえばどのような植物を思い浮かびますでしょうか?
364c6219aa9a0eecf89117aa1fba5869_s
植物よりも、まずはおせちですよね(^^)








しかも来年は干支の始まり年「子年」
e0ef6bcdef36e38e28aa900870881718_s
家族・親族に三人子年がいるとその家系は繁栄すると言われていますね。
たしかに堅実なねずみが三人いるとお金が貯まりそうですね!







とはいえ話は戻りますが、正月の植物といえば…
松や竹、南天、千両、ウラジロ、万両、ゆずり葉、葉牡丹、梅が代表的な植物だと
思いますがそのなかでも「歳寒の三友」とよばれる植物が三つあります。
みなさんはこの歳寒の三友をご存知ですか?



それでは「歳寒の三友」どんな植物なのでしょうか?
それは年の瀬の寒さ厳しい環境に耐えうる三つの植物という意味で
厳しい環境下で美しく咲く植物の生命力を感じさせてくれる植物のことです。




また正月には他にも縁起担ぎの植物が有名ですよね。
松、竹、南天、千両、ウラジロ、万両、ゆずり葉、葉牡丹、梅
ちなみに、このなかに3つ入ってますが、どれが歳寒の三友だと思いますか?




①松・千両・葉牡丹

②南天・万両・梅

③松・竹・梅




ヒント)おめでたい植物として、祝い事に用いられます。
    また中国での画材(水墨画など)のテーマとしてよく使われているようです。

みなさんはお分かりになりましたか?勘の良い方はお分かりだと思います(笑)








答えは③の松・竹・梅

b974b1aaada286721d4f6bd4eba601cf_s

日本では松竹梅(しょうちくばい)として縁起物で正月に飾る方もいらっしゃるのではないでしょうか?上でも書きましたが、中国では特に「梅」は人気があり、画材のテーマとして必ずと言っていいほど書かれており、「3」という数字もまた縁起の良い数字とされています。




それでは日本に伝わったのは??
日本に「歳寒の三友」が浸透したのは実は遅く、江戸時代ごろだとされています。
だからといって松、竹、梅はその以前から日本に強く自生していました。特に松と竹は
繁栄のシンボルとして古くから縁起物として扱われており、正月に飾る「門松」も古くからある日本固有の縁起物です。ただ梅だけは奈良時代後期に中国から伝わったとされています。この3つの植物が「松竹梅」として3つまとめられるまでには長い年月がかかったようです。

176d930d7e6cadf2a8e6414ac70344a0_s


2dda04a85e65aa52c70546eb98c7a710_s


それには松、竹に関しては、先ほど書いたように「繁栄のシンボル」として昔から日本人の精神に刻まれていたのですが、
梅は渡来植物で貴族の嗜好品として長く愛されていたので、庶民には梅特有の「美しさ、香り」をなかなか感じることが出来ずにいました。そんな中、江戸時代になり、とある僧侶が書いた本にこの、松・竹・梅の関係を描いた詩が世に出て、庶民にも知られるようになったそうです。
a28100760d59eaf78ebb6d4fb96ea39f_s

52f96e43bc7848bd3bbfaa3a37413bef_s




そして
江戸時代、庶民の間にも「梅」を愛でる事が浸透し、
その後、
長寿のシンボル「松」 
成長のシンボル「竹」 
雅の「梅」
この3つがあわさり、今の松竹梅になるんですね。
正月になると松竹梅を飾って新年を愛でる。
私も意味も分からず飾っておりましたが、
意味がすこしわかるだけで
さらに縁起の良いことが起きるような気がしますよね!



最後になりましたが、
いつもご注文してくださいますお客様、新しく弊社の会員にご登録いただいたお客様、ご紹介などでご利用下さいましたお客様の皆さま。本年度中は私たち雄苑グループをご贔屓下さり誠に感謝しております。来年2020年も皆さま方のたくさんの「気持ち」を花に乗せ、大切にお届けさせて頂きます。

これからも雄苑・花工房フルールを何卒よろしくお願いいたします。

 
                         
2019年12月31日

                                                            雄苑・花工房フルールスタッフ一同