#58 キンギョソウ

科・属名:オオバコ科キンギョソウ属
和 名:金魚草
学 名:Antirrhinum majus
英 名:Common snapdragon
原 産 地:地中海沿岸
開 花 期:4月~6月
出回り期:10月~5月
花 言 葉:「おしゃべり」「でしゃばり」
「おせっかい」
【1】キンギョソウの名前の由来

「キンギョソウ」の由来は
花の形が金魚が泳いでいるように見えることからきています。
英名の「snapdragon(スナップドラゴン)」は
日本語に直訳すると「かみつきドラゴン」を意味しており、
キンギョソウの花の形が、ドラゴンが口を大きく開けて
噛みつこうとしているように見えることから名づけられました。
学名の「Anitirrhinum(アンテリナム)」は
ギリシア語で「鼻に似ている」というのが語源で、
花の形が人間の鼻に似ていることから名づけられています。
【2】キンギョソウの花姿の特徴

キンギョソウは地中海沿岸が原産地である多年草。
品種も様々あるため、品種によって咲き方が違います。
キンギョソウは一代交配種がほとんどで
咲き終えた種から同じ花が咲く事はありません。
[品種別の特徴]
○F1レジェ系

・花の色が鮮やか
・茎が固く、曲がりにくい
・まっすぐ伸びた茎に多くの花をつける花穂を持っている
・開花時期が比較的早い
○F1カリヨン系
・やや濃いめの花色
・開花時期が他のキンギョソウより1週間ほど早い
・大きめの花びらが開いており、雄しべ雌しべがむき出しになっている
○F1パレット系

・コンパクトな草丈
・上記2種と違い、先端部に花穂がつく
・開花時期が少し遅めの秋開花
・単色だけでなくバイカラーもある
○F1ツィーニー系

・八重咲き
・高温多湿に弱いため夏場は花が落ちやすい
【3】キンギョソウの花言葉
『清純な心』
『健やか』
オレンジやピンク、黄色などの明るい花色の印象から
清純さや健康的なイメージがついています。
そんな華やかなキンギョソウですが
あまり贈り物には使えない花言葉も・・・
『おしゃべり』
『でしゃばり』
『おせっかい』
この花言葉は、花の形が
金魚が口をパクパクさせている様子に
似ていることからきています。

【4】キンギョソウにドクロが現れる・・・
花色が綺麗でぷっくりとした可愛い花を
咲かせるキンギョソウ。

花が咲き終わると種を包んでいた莢(さや)が残ります。
これが茶色くなりドクロのように見えるのです。

ひっくり返して見てみると、まさにドクロのよう・・・。
「この姿は見たくない!」という方は
花が咲き終わったら枯れる前にすぐに摘みましょう。
【5】飾り方の紹介
〇花瓶

キンギョソウの日持ちは5日~10日程度。
寒い時期に出回るため、日持ちは良いほうです。
葉がついている場合は、下の方の葉を取り除き、
茎を斜めにカットして花瓶に活けましょう。
下の花から順に枯れてしまうので
枯れた花は取り除き、短くしながら飾ると
長く楽しめます。

〇庭植え

キンギョソウは耐寒性・耐暑性に強く
開花期が長いため、庭植えも人気です。
【6】終わりに
今回は、キンギョソウについて紹介しました。
花名前や花言葉の由来は
どの花も花姿から似ているもの、
感じとれるものに例えてつけられますが、
キンギョソウは「金魚」からきていますね。
可愛らしいフォルムで華やかな花色とは裏腹に
少し棘のある花言葉には驚かれます。
花を贈る際には良い花言葉の方を添えて贈ると
もらった方も嫌な気持ちはしないはず。
春から初夏にかけて綺麗な花を咲かせる
キンギョソウをぜひこの時期、
お部屋に飾ってみてください😄


科・属名:オオバコ科キンギョソウ属
和 名:金魚草
学 名:Antirrhinum majus
英 名:Common snapdragon
原 産 地:地中海沿岸
開 花 期:4月~6月
出回り期:10月~5月
花 言 葉:「おしゃべり」「でしゃばり」
「おせっかい」
【1】キンギョソウの名前の由来

「キンギョソウ」の由来は
花の形が金魚が泳いでいるように見えることからきています。
英名の「snapdragon(スナップドラゴン)」は
日本語に直訳すると「かみつきドラゴン」を意味しており、
キンギョソウの花の形が、ドラゴンが口を大きく開けて
噛みつこうとしているように見えることから名づけられました。
学名の「Anitirrhinum(アンテリナム)」は
ギリシア語で「鼻に似ている」というのが語源で、
花の形が人間の鼻に似ていることから名づけられています。
【2】キンギョソウの花姿の特徴

キンギョソウは地中海沿岸が原産地である多年草。
品種も様々あるため、品種によって咲き方が違います。
キンギョソウは一代交配種がほとんどで
咲き終えた種から同じ花が咲く事はありません。
[品種別の特徴]
○F1レジェ系

・花の色が鮮やか
・茎が固く、曲がりにくい
・まっすぐ伸びた茎に多くの花をつける花穂を持っている
・開花時期が比較的早い
○F1カリヨン系
・やや濃いめの花色
・開花時期が他のキンギョソウより1週間ほど早い
・大きめの花びらが開いており、雄しべ雌しべがむき出しになっている
○F1パレット系

・コンパクトな草丈
・上記2種と違い、先端部に花穂がつく
・開花時期が少し遅めの秋開花
・単色だけでなくバイカラーもある
○F1ツィーニー系

・八重咲き
・高温多湿に弱いため夏場は花が落ちやすい
【3】キンギョソウの花言葉
『清純な心』
『健やか』
オレンジやピンク、黄色などの明るい花色の印象から
清純さや健康的なイメージがついています。
そんな華やかなキンギョソウですが
あまり贈り物には使えない花言葉も・・・
『おしゃべり』
『でしゃばり』
『おせっかい』
この花言葉は、花の形が
金魚が口をパクパクさせている様子に
似ていることからきています。

【4】キンギョソウにドクロが現れる・・・
花色が綺麗でぷっくりとした可愛い花を
咲かせるキンギョソウ。

花が咲き終わると種を包んでいた莢(さや)が残ります。
これが茶色くなりドクロのように見えるのです。

ひっくり返して見てみると、まさにドクロのよう・・・。
「この姿は見たくない!」という方は
花が咲き終わったら枯れる前にすぐに摘みましょう。
【5】飾り方の紹介
〇花瓶

キンギョソウの日持ちは5日~10日程度。
寒い時期に出回るため、日持ちは良いほうです。
葉がついている場合は、下の方の葉を取り除き、
茎を斜めにカットして花瓶に活けましょう。
下の花から順に枯れてしまうので
枯れた花は取り除き、短くしながら飾ると
長く楽しめます。

〇庭植え

キンギョソウは耐寒性・耐暑性に強く
開花期が長いため、庭植えも人気です。
【6】終わりに
今回は、キンギョソウについて紹介しました。
花名前や花言葉の由来は
どの花も花姿から似ているもの、
感じとれるものに例えてつけられますが、
キンギョソウは「金魚」からきていますね。
可愛らしいフォルムで華やかな花色とは裏腹に
少し棘のある花言葉には驚かれます。
花を贈る際には良い花言葉の方を添えて贈ると
もらった方も嫌な気持ちはしないはず。
春から初夏にかけて綺麗な花を咲かせる
キンギョソウをぜひこの時期、
お部屋に飾ってみてください😄

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