#69 ユリ

科・属名:ユリ科・ユリ属
和 名:百合
学 名:Lilium
英 名:Lily
原 産 地:北半球
開 花 期:5~8月
出回り期:周年
花 言 葉:「純粋」「純粋」「無垢」
【1】名前の由来
ユリの花の名前は茎が細く、花が大きく風が吹くと
花がユラユラと揺れる様子から「揺すり」と呼ばれるようになり、
それが次第に「百合」と変化していったそうです。
【2】花姿の特徴
・カサブランカ
カサブランカは、オランダ原産の美しいユリです。
草丈は1メートルから2メートルほどに成長し、
強い芳香のある大輪の白い花を咲かせます。
カサブランカには「祝福」という花言葉があるため、
花嫁さんのブーケとしても人気です。

・ヤマユリ
ヤマユリはその名の通り山に自生しています。
ヤマユリの花は、ラッパ状に開いた花びらの中央に
黄色のラインが入っていて、赤い斑点のある綺麗な花姿が特徴的です。芳香もあります。
高さは1mから2mほどになり、花径は20cm以上と、とても大きな花です。
また、ヤマユリの球根は食べることが出来るのも特徴です。
ヤマユリには、「求める純潔」という花言葉があります。

・オニユリ
オニユリは、もともと食用として大陸から渡ってきました。
外側にカールして反り返り、オレンジ色で斑点をつけた花びらが特徴です。
花茎は、高さがあるもので2m程になり、下向きに開花します。
葉のわきにむかごが付くのもオニユリの特徴です。
オニユリには、「賢者」という花言葉があります。
※むかご・・・脇芽が養分を貯え肥大化した部分のこと

・テッポウユリ
テッポウユリは、冠婚葬祭でもよく使われるポピュラーな白ユリで、
屋久島などを初めとして日本に自生しています。
テッポウユリの花色は白色で、ラッパや鉄砲の形に似た花を
咲かせることからテッポウユリと呼ばれています。
高さは50cmから1mほどで、10cmから15cmほどの長さの花を
横向きに咲かせます。
テッポウユリには、「純潔」「甘美」といった花言葉があります。

・カノコユリ
カノコユリは、ピンク色で斑点が散らばっている、
華やかな花姿が特徴的です。
鹿の子模様に似ていることから名づけられました。
主に四国から九州、台湾などに分布しており、
鹿児島県甑島はカノコユリの群生地として有名です。
カノコユリには、「上品」といった花言葉があります。

・エゾスカシユリ
エゾスカシユリは、海岸線の砂丘地に自生し、
北海道では初夏の訪れを告げる花でもあります。
花びらには小さく細かい斑点があり、
上向きに花径10cmほどの花を咲かせます。
「スカシユリ」と名前にあるように、花びらの間に隙間があるのが特徴的です。
草丈は20cmから100cmほどになります。
エゾスカシユリには、「親思い」という花言葉があります。

・オトメユリ
オトメユリ(別名ヒメサユリ)は、その名に恥じない、
小ぶりで愛らしいピンクの百合です。
福島県や山形県、新潟県などに群生しています。
5月の初旬には花を咲かせる早咲きの百合です。
草丈は30cmから50cmほどで、花径8cm前後の
漏斗(ろうと)の形に似た、ピンクの花を咲かせます。
また、品の良いほのかな香りがあります。
オトメユリには、「好奇心の芽生え」「飾らぬ美」といった花言葉があります。

【3】ユリの花言葉
白いユリ・・・「純潔」「威厳」

黄色いユリ・・・「陽気」

オレンジのユリ・・・「華麗」「愉快」

ピンクのユリ・・・「虚栄心」

赤いユリ・・・「虚栄心」

【4】特徴
ユリの花びらは6枚あるように見えますが、
外側にある3枚はがくで、外花被と呼びます。
内側の3枚が本来の花びらで、内花被です。
花は上向き、横向き下向きと様々な向きで咲きます。
中央には雌しべが1本、その周りに雄しべが6本あります。
雄しべの先にある葯のなかから、花粉がでます。
この花粉がつくとなかなか取れないので花びらや
衣服に粉が付く前に雄しべを取り除くことをオススメします。

1本に複数花がつくものは下から上へ、または
外側から内側へ咲いていきます。
花びらは厚みがあり、しっかりとしていますが、
傷がつきやすいので扱いには注意が必要です。
【5】飾り方の紹介
・花束
ユリの花束は祝い事などに最適です。
花は大きくてボリュームが出るので大きい花束などにオススメです。
ただし匂いが苦手な人には注意が必要です。

・花瓶
ユリを花瓶に生ける飾り方です。
ユリ単体だと物足りないので葉物と一緒に飾るのがオススメです。

・アレンジメント
ユリをアレンジメントで飾る方法です。
ユリ単体ではなく他の花と組み合わせることで
ユリの存在感をだすことができます。

【6】終わりに
今回はユリについて紹介しました。
ユリは年中出回っており比較的入手しやすい花です。
アレンジメントや花束などお祝い事に最適です。
しかし、ユリは香りが強く苦手な方も多くいらっしゃるので
贈り物の際は注意が必要です。
また花粉が付いてしまうと汚れてしまうので
花びらが開いてきたら早めに花粉を取り除くことをオススメします。


科・属名:ユリ科・ユリ属
和 名:百合
学 名:Lilium
英 名:Lily
原 産 地:北半球
開 花 期:5~8月
出回り期:周年
花 言 葉:「純粋」「純粋」「無垢」
【1】名前の由来
ユリの花の名前は茎が細く、花が大きく風が吹くと
花がユラユラと揺れる様子から「揺すり」と呼ばれるようになり、
それが次第に「百合」と変化していったそうです。
【2】花姿の特徴
・カサブランカ
カサブランカは、オランダ原産の美しいユリです。
草丈は1メートルから2メートルほどに成長し、
強い芳香のある大輪の白い花を咲かせます。
カサブランカには「祝福」という花言葉があるため、
花嫁さんのブーケとしても人気です。

・ヤマユリ
ヤマユリはその名の通り山に自生しています。
ヤマユリの花は、ラッパ状に開いた花びらの中央に
黄色のラインが入っていて、赤い斑点のある綺麗な花姿が特徴的です。芳香もあります。
高さは1mから2mほどになり、花径は20cm以上と、とても大きな花です。
また、ヤマユリの球根は食べることが出来るのも特徴です。
ヤマユリには、「求める純潔」という花言葉があります。

・オニユリ
オニユリは、もともと食用として大陸から渡ってきました。
外側にカールして反り返り、オレンジ色で斑点をつけた花びらが特徴です。
花茎は、高さがあるもので2m程になり、下向きに開花します。
葉のわきにむかごが付くのもオニユリの特徴です。
オニユリには、「賢者」という花言葉があります。
※むかご・・・脇芽が養分を貯え肥大化した部分のこと

・テッポウユリ
テッポウユリは、冠婚葬祭でもよく使われるポピュラーな白ユリで、
屋久島などを初めとして日本に自生しています。
テッポウユリの花色は白色で、ラッパや鉄砲の形に似た花を
咲かせることからテッポウユリと呼ばれています。
高さは50cmから1mほどで、10cmから15cmほどの長さの花を
横向きに咲かせます。
テッポウユリには、「純潔」「甘美」といった花言葉があります。

・カノコユリ
カノコユリは、ピンク色で斑点が散らばっている、
華やかな花姿が特徴的です。
鹿の子模様に似ていることから名づけられました。
主に四国から九州、台湾などに分布しており、
鹿児島県甑島はカノコユリの群生地として有名です。
カノコユリには、「上品」といった花言葉があります。

・エゾスカシユリ
エゾスカシユリは、海岸線の砂丘地に自生し、
北海道では初夏の訪れを告げる花でもあります。
花びらには小さく細かい斑点があり、
上向きに花径10cmほどの花を咲かせます。
「スカシユリ」と名前にあるように、花びらの間に隙間があるのが特徴的です。
草丈は20cmから100cmほどになります。
エゾスカシユリには、「親思い」という花言葉があります。

・オトメユリ
オトメユリ(別名ヒメサユリ)は、その名に恥じない、
小ぶりで愛らしいピンクの百合です。
福島県や山形県、新潟県などに群生しています。
5月の初旬には花を咲かせる早咲きの百合です。
草丈は30cmから50cmほどで、花径8cm前後の
漏斗(ろうと)の形に似た、ピンクの花を咲かせます。
また、品の良いほのかな香りがあります。
オトメユリには、「好奇心の芽生え」「飾らぬ美」といった花言葉があります。

【3】ユリの花言葉
白いユリ・・・「純潔」「威厳」

黄色いユリ・・・「陽気」

オレンジのユリ・・・「華麗」「愉快」

ピンクのユリ・・・「虚栄心」

赤いユリ・・・「虚栄心」

【4】特徴
ユリの花びらは6枚あるように見えますが、
外側にある3枚はがくで、外花被と呼びます。
内側の3枚が本来の花びらで、内花被です。
花は上向き、横向き下向きと様々な向きで咲きます。
中央には雌しべが1本、その周りに雄しべが6本あります。
雄しべの先にある葯のなかから、花粉がでます。
この花粉がつくとなかなか取れないので花びらや
衣服に粉が付く前に雄しべを取り除くことをオススメします。

1本に複数花がつくものは下から上へ、または
外側から内側へ咲いていきます。
花びらは厚みがあり、しっかりとしていますが、
傷がつきやすいので扱いには注意が必要です。
【5】飾り方の紹介
・花束
ユリの花束は祝い事などに最適です。
花は大きくてボリュームが出るので大きい花束などにオススメです。
ただし匂いが苦手な人には注意が必要です。

・花瓶
ユリを花瓶に生ける飾り方です。
ユリ単体だと物足りないので葉物と一緒に飾るのがオススメです。

・アレンジメント
ユリをアレンジメントで飾る方法です。
ユリ単体ではなく他の花と組み合わせることで
ユリの存在感をだすことができます。

【6】終わりに
今回はユリについて紹介しました。
ユリは年中出回っており比較的入手しやすい花です。
アレンジメントや花束などお祝い事に最適です。
しかし、ユリは香りが強く苦手な方も多くいらっしゃるので
贈り物の際は注意が必要です。
また花粉が付いてしまうと汚れてしまうので
花びらが開いてきたら早めに花粉を取り除くことをオススメします。

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